<<<back

■JSA事業報告会


JSAが現在修復を担当しているバイヨン寺院の南経蔵は、バイヨンの中でもっとも秀逸なレリーフが集中する外回廊・南面のすぐ内側にあります。外回廊は観光客の方には必須の見学コース、そしてその見学ルートからもよく見える位置で修復作業は行われています。本来ならば、私たち自身がお客様に直接説明できればいいのですが、アンコールに興味をもたれるお客様は大変多く、すべてのお客様に私たちが説明する、というわけにはいきません。

そこで、この機会にガイドさんたちに「JASAを正しく知ってもらうための事業説明会」を開催することにしました。 今回は出来るだけ正しい情報をシェムリアップの日本語ガイドさんたちに伝えて、彼らを通してお客様に伝わるようにと、事業説明会の主な対象は日本語ガイドさんとなりました。3日間に分けて行った事業説明会には延べ160人以上のガイドさんが参加してくれました。シェムリアップの現役日本語ガイドさんは約250人といわれているので、参加率は半分を超えています。

また初日にはJSA団長の中川も登場し、めったにないチャンスということで、ガイドさんからの真剣な質問が相次ぎました。日頃遺跡を近くで見ていて、かつお客さんからの質問にさらされてきたガイドさんからの質問は鋭く、ときどきドキッとさせられます。その真剣さに応えるように、日本語でも難しい内容を団長も丁寧に説明し双方にとって、充実した時間となりました。 この事業説明会を開催したことで、カンボジア人ガイドさんの日本語能力の高さに驚き、彼らやお客さんの持つ疑問を知り、さらにカンボジアの方への遺跡に関する説明の必要性を改めて認識するなど、私たちにとっても実りの多い内容になりました。今後も適宜こういった機会を設け、より多くの方とバイヨン寺院に関する知識や情報を共有できる場を作りだしていけたら、と考えています。



団長中川による説明


質問風景
 

<<<back