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■第3フェーズ,バイヨン南経蔵の修復工事について
JSAはUNESCO-Japanese Funds-in-Trust for the Preservation of World Cultural Heritageの事業として,アプサラ機構とのより密接な協力関係の下,第三次となる修復事業を開始しました。修復事業はバイヨン寺院内の南経蔵を対象とし,その他,構造的な危険性が指摘されている中央塔の補強方法の研究と,貴重な浮き彫りの劣化が進んでいる内回廊の浮き彫りの保存方法の研究を実施します。
2006年3月より,バイヨン寺院南経蔵の修復工事の準備が現地において開始され,南経蔵の修復前の記録作業や修復現場の設営工事が進められています。修復工事そのものは,基本的に過去に実施された北経蔵の修復仕様に準じて実施される予定ですが,さらなる改善を試みる予定です。
修復工事は2011年までの5年間を予定しており,大きく変形して崩壊する危険性のある上部構造の解体,再構築を行います。南経蔵は,バイヨン寺院の中でも観光客が最も多く集中する外回廊南側の付近であることから,観光客にも広く保存修復を理解して頂けるように配慮した修復事業を目指しています。

 


外回廊の一部解体

 


バイヨン南経蔵足場設営後


クレーン出入路の設営


南経蔵の修復スタッフによる朝礼

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