シンポジウム
バイヨンシンポジウム
「バイヨンシンポジウム」は、「バイヨン寺院全域の保存修復のためのマスタープラン」の策定へ向けたフレームワークについて議論するために、1996年に、JSAが主催、ユネスコが事務局を務める形で始められました。以後、アンコール遺跡の町シェムリアップにて第1回~第9回までは「バイヨン寺院全域の保存修復のためのマスタープラン」の策定を目的として実施され、「マスタープラン」が策定された後も定期的にシンポジウムを行っています。バイヨンの保存修復のための技術的諸問題は、アンコール遺跡全体に関わりを持っているため、アンコール遺跡の保存修復に関わるすべての外国チームの参加を得て議論を重ねてきました。またこのシンポジウムは、世界の関連する先例に学び、アンコール遺跡の保存問題を世界的な視野から考えることを意図しています。具体的には、他の重要な遺跡の保存修復に関して注目すべき成果をあげ、貴重な経験を持つ、国際的専門家の積極的参加があったことです。
▶︎ シンポジウム各回詳細(1996〜2019)
▶︎バイヨン寺院全域の保存修復のためのマスタープラン
アンコール遺跡保存
国際シンポジウム
一般の参加者を交えて年1回東京で開催されるシンポジウムで、1995年から計9回開催されていました。JSA団員により遺跡の修復活動についての総括的な報告がなされたり、アンコールに所縁のある関係者から各々の活動にまつわる報告がなされるなど、各界の専門家を始めとする幅広い層の識者の間でさまざまな意見交換を行い、また交流を深めるよい機会となっていました。
▶︎ シンポジウム各回詳細(1995〜2003)
JSA結成25周年記念シンポジウム
JSA団長・JASA共同代表を勤める中川武が、令和元年春の叙勲で「日カンボジア学術交流功労」により瑞宝中綬章を受章いたしました。この受賞とJSA結成25周年とを記念して、2019年12月21日に早稲田大学西早稲田キャンパスにおいてシンポジウムおよび祝賀会・懇親会を開催しました。
当日はJSA・JASAの保存修復事業や、協力事業、アンコール遺跡広域拠点調査、人材育成事業等について、活動の成果や展望などを発表しました。
詳細は下記のリンクよりご覧いただけます。